2011年3月14日

再計算、Seismic energy

今回の東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)、
気象庁がマグニチュードが9.0であったと発表しました。

このエントリを入力している時点での巨大地震マグニチュード上位
Mw9.5: チリ地震 (1960年)
Mw9.1~9.3: スマトラ島沖地震 (2004年)
Mw9.2: アラスカ地震(1964年)
そして今回の東北関東大震災が9.0
(Mwはモーメント・マグニチュードという単位です)

さて、先日のエネルギー計算は暫定値の8.8で計算していたので
正確な数値ではなくなってしまいました(計算が微妙ということはそっとしておいてください<(_ _)>)

では再計算、前回の計算では地震のエネルギーを
10の18乗ジュール
としていましたが、マグニチュードが0.2上昇したので

log10J=4.8+1.5M
10は底、Jはジュール、Mはマグニチュード

まずは右辺
4.8+1.5*9.0
これは簡単に18.3

というわけで
log10J=18.3
になりますので、少々細かい値になります
1,995,262,314,968,890,000ジュールです。   

え?分かりにくいですか?
前回と同じように表すならば
1.99526231×10の18乗ジュール(J)
となるです。ざっと倍ですね。

その他比較との計算はまあ、倍にしてくれれば良いと思うので、
今回は日常生活と比較してみようと思いますヽ( ´ ▽ ` )ノ
(誰の役に立つかは不明、春休みや夏休みの自由研究のネタにでもしてください)

さて、それでは比較計算の開始です。

まずは基本的な一日の摂取カロリーをベースにしてみます┳┳ ヽ(^▽^ゞ) ゴハンゴハン♪
立ち仕事や営業周りをする人は、大体20代で
男性2500kcal、女性2000kcal位だそうです
まずはカロリーからジュールに変換します

1calは4.184ジュール(J)なので

男性:10,460,000ジュール
女性:8,368,000ジュール

といった値になります。

男性ならば190,751,655,351日分
女性は238,439,569,188日分のエネルギー摂取が可能です

お次は入浴です、
一般的に入浴で消費するカロリーは体重1kg辺り1分間に0.0606kcalのようです
うーん、ここでは60kgとしましょうか
なので、まずはジュールに変換

0.0606kcal×4.184=253.5504J/m

体重60kgの人が1分間の入浴で消費するエネルギー(男性)
※女性の場合はもう少し少なくなります、年齢によって0.85~0.95をかければ良いという噂が・・・

253.5504×60kg=15213.024J/m


というわけで131,154,878,541,498分に価します
え?分かりにくい?
ならば249,362,838.5年間お風呂に入り続けた際の消費エネルギー・・・
もっとわけわかんなくなりました(;´∀`)
ざっと言うならば、恐竜が誕生した中世期からお風呂に入り続けたとv( ̄Д ̄)v

お次に学生時代味わった踏み台昇降運動で比較しましょう
(台の上に乗ったり降りたりを繰り返すアレです。2000年に廃止されたみたいですが)

アレの消費カロリーは体重1kg辺り1分間で0.09kcalだそうです
・・・え、あんだけ疲れたのにそんなもんなの?
まあいいや、ダイエットとしても使われているこちらの運動
体重は再び60kgで

0.09kcal×4.184(ジュール変換)×60kg=22,593.6J/m

で、167,904,311.3年間踏み台昇降を続け・・・
いや、あれは10分やったらもう心臓の鼓動が~~(*/>_<)o

そうだ、ならば単純に階段をひたすら昇ってみよう
ジュールの定義:1ニュートンの力が力の方向に物体を1メートル動かすときの仕事
にもいい具合に当てはまるんじゃないだろうか(個人の感想です)
備考:1ニュートンは大体101.97g位です

体重1kg辺り1分間に0.135kcal程消費するはずですので
体重60kgの男性であれば

0.135kcal×4.184(ジュール変換)×60kg=33,890.4J/m
Σ(゜Δ゜*) ウォッ!意外と大きい!
で、これが大体58,873,967,700,850分に相当するので
あとは1分辺り何段階段を昇れるかを身を持って計測
青年なら1分間に80段位は上れるでしょう※但し体力は無尽蔵とする(;´▽`A``

で、ここで東京タワーに登場していただきます( ̄ー ̄)//
東京タワーの階段、こちらが150mの高さを600段で上っていきます
なので1段の高さは25cmです

1分間に80段であれば、0.25×80=20m
毎分20m高みへ上昇できるのです。さあ、自身のエネルギーが続く限り上昇すると・・・

えーっと1,177,479,354,017kmです
なお、太陽から地球までの距離は約1億5000万kmですので
地球ー太陽間をざっと7,850回移動できます(往復ならその半分)

が、地球ー太陽間を7,850回移動できても太陽から一番近いと言われる
プロキシマ・ケンタウリという恒星までの行程では、まだ3分の1程度だったり
備考:プロキシマ・ケンタウリまではおよそ4.22光年と言われています

地震のエネルギーを計算しているうちに宇宙の広さに圧倒されたところで
一旦お開き(^.^)/~~~

※ここで行った計算は素人が遊びで行ったものですので、間違っていたらごめんなさい<(_ _)>
※興味のある方はご自身で計算をしてみてください。よろしくお願いします( `・∀・´)ノ


※参考情報(本文と一切つながりのない情報ですが)
原子力発電所と日本の電力消費に関連したデータは
エネルギー白書が分かりやすくまとめられています
どのような電力供給がされているのかという情報も
経済産業省がこのように発表しています
情報は待つだけでなく、自ら取りに行くことでより知識を増やせると思っています。